由井寅子 (ゆい とらこ)
昭和28年生まれ、愛媛県出身。日本にホメオパシーを広めた第一人者。英国で潰瘍性大腸炎に倒れ万策つきたと観念した時、ホメオパシーと出遭い症状が完治する。その後、英国でホメオパシーを学び、日本人で初めて英国ホメオパシー医学協会(HMA)のホメオパスに認定される。帰国後は日本でのホメオパシーの普及に尽力。ホメオパシーの実践とハーネマン研究で海外から高い評価を得て、21世紀のホメオパシーを牽引する指導的なホメオパスとして活躍している。とわりけ発達障害や自己免疫疾患など現代医学で治癒しない難病を驚異的な改善率で治癒に導く「ZENホメオパシー」は世界的に注目されており、海外で多くの講演に招待されている。ホメオパシー学術誌『The Homoeopathic Heritage International』(B. Jain Publishing House)の国際アドバイザー。著書・訳書多数。著書は英語、ドイツ語などにも訳されている。
詳しいプロフィールはこちら(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)
人々を生かす日本の農業〜自然な農業と自然な食〜
私たちは、東日本大震災の被災地に様々な物資をもって震災の1週間後、3週間後…と合計4回ほど行きました。その度に痛感したことは、みなが求めていたものは何よりも水と新鮮な野菜だったということです。災害のみならず世界情勢が不安な昨今、あらためて日本の農業を立て直さないと有事の際に大変なことになると思いました。
今、この日本の食や農業には様々な問題があります。種の問題(F1・遺伝子組み換え)や農薬・肥料による弊害は深刻です。できあいのお惣菜には、化学調味料や防腐剤など添加物が入ったものが多く、子どもたちに安心して食べさせることができないのが現実ではないでしょうか。海外からの輸入野菜・果物などの食料品も同様です。食を見直して、自然の食に変えることで、アトピーや喘息が改善したケースも多々ありました。
生物が共存する日本古来の自然農や自家採種を復活させ、素材を生かした添加物のない自然な食べ物を食べられるようになるために、3月15日、16日、第三回日本の農業と食シンポジウムを京都にて行います。食や農業・環境の改善、そして、健康に生きるためにはどのような生活をしたらよいかを知りたい方は、ぜひお越しください。また、当日はホメオパス(ドイツの自然療法、ホメオパシーの治療家)による難病の症例発表も行います。
私たちの望みは、みなさんが自然農をやれるようになることです。
みなさまが心も体も健康に生きることができますように、そして、自分自身の目的を達成できますように、その契機となりますことを心から願い、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
第3回日本の農業と食のシンポジウム 大会長
日本豊受自然農株式会社 代表
由井寅子