稲本 正(いなもと ただし)

正プラス株式会社 代表
オークヴィレッジ会長
NPO法人ドングリの会・会長
作家、工芸家

1945年富山県生まれ。
1974年、「人と自然、道具、暮らしの調和」を求めて
工芸村「オークヴィレッジ」を設立、代表となる。
お椀から建物まで幅広い工芸を展開する一方、植林活動を行い、
地球環境における森林生態系の重要性を発信し続ける。
1999年、長年の環境保護活動の功績により「みどりの日」自然環境功労者表彰受賞。

森と生きる -Evolve with Forest-

人類が、ホモサピエンスとなり大脳新皮質を発達させたことにより大脳辺縁系(動物脳とも言われている)に少しづつ異変をきたしつつある。また「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ)にもあるように農業革命や酪農革命を単純に礼賛して良いものだろうか。

原子物理を辞して飛騨の里山に移り住み、医者だった父の「予防医学こそ本当に医師がとりくむべき事」という遺言をベースに日本産アロマを本格化し、「森を食する」というテーマにまで進みつつある現在を報告させて頂きます。