「半農半X これからの時代に備え 東京から山梨県八ヶ岳に移住し農業を始めました」
20世紀も終わりのころ、某有名な予言がまだ世間に跋扈していたとき、私は、都会に住み、会社勤めの多忙な毎日をすごしていました。忙しすぎる日々のなかで、漠然とした社会の不安な空気に煽られながら、心に浮かんだ言葉が「雨風しのげ、食べるものがあれば生きていける。そうだ、21世紀は食の時代だ!!」でした。そして、自然と、脱都会と自給自足への憧憬を抱くようになりました。
そこから約10年のときが流れ、2011年に山梨県に移住し、さらに10年たった2021年、私の半分は2反の田んぼと2反の畑を農耕する百姓であり、半分は自然療法家(ホメオパス)です。
農業の「の」の字も知らない私が、どうやって農業を携わることできたのか、その道程を少しお話ししたいと思います!