日本の農業における薬用植物栽培の可能性(小谷宗司 信州大学農学部前特任教授)

日本の農業における薬用植物栽培の可能性
(小谷宗司 信州大学農学部前特任教授)

豊受自然農は小谷先生からサポート頂き、薬用植物の『せんぶり』の栽培をスタートしました。
小谷氏は発表で、小谷氏は近代医学が発達し、社会保障制度が充実した今日、自然界から植物を採取してそれを利用する人はほとんどいなくなってしまいました。
現在でも植物を修治(加工)した生薬は、漢方薬や一般用医薬品でも盛んに用いられています。
その生薬は、法制度のもと規定された技術により製造され、専門的な知識を持った人たちにより処方され、いま、民間において薬草を採取してそれを使うことが困難な状況下では、昔の人たちが薬草を利用してきた知恵を受け継ぐことが必要であると、力強く解説されました。
かつて私達の身近にあった薬用植物を、元の姿に戻していく話は、私達に希望を与えるすばらしい発表でした。

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