社会の動きと相関して、ますます目が離せなくなっている私たちの食料確保と、食の安全の問題。
この局面にどんなアクションをするか?
何をどう食べ、生きていくか?そんなモチベーションで開催する
「第14回日本の農業と食を考えるシンポジウム」まで
いよいよ残り3日となりました!
本日は、岡本よりたかさんの来賓講演の事前収録。
岡本さんは、シードバンクや栽培講座を行う「たねのがっこう」を主宰し、
全国で講演やワークショップをしながら自然型農業の普及活動に尽力されています。
今回の発表テーマは
“お金に頼らない自給農という生き方”
映像業界、IT業界を経てたどり着いた答えが
「商品を使い捨て、自分を使い捨てる生き方から、頼らず自給していく生き方」
つまり自給自足のライフスタイルでした。
現在は、植物を観察し、自然界の法則から得た学びをもとに自然農法を行いながら、栽培だけにとどまらない
「衣食住の自給自足」を目指し、人間のあるべき生き方と向き合います。
「農薬、肥料、種を海外からの輸入に頼っているというのは、実質”食料自給率がゼロ”というのと変わらない」
「食の安全保障、というのは輸入先を見つけることではなく、自分たちで種をとり、農薬や化学肥料にに依存しないための政策に切り替えていくこと。今後は食べることだけでなく、色々なことが危機となっていく。海外からの輸入ではなく、本当の意味で自分たちで賄える暮らしこそが安心となる」
今年4月に「登録品種の自家増殖が許諾制」となった
<種苗法の問題点> についてもフォーカスし、
【なぜ今、種を守る事が大切なのか?】について
改めて解説してくれました。
これからの時代に求められるのはどんなライフスタイルの実践か?
今、私たちができることとは?
必見の講演です!シンポジウムでぜひご覧ください。