2020年6月6日プレイベント午後の部
【来賓講演】
浜田 和幸氏 (国際政治経済学者)
「 疫病、食糧・エネルギー危機、自然災害など ”パーフェクト・ストーム“を前にどのような対策や生き方が有効か 」
国際政治経済学者として活躍されている浜田 和幸氏より、今後、起こりえる疫病、食糧・エネルギー危機、自然災害などの「パーフェクト・ストーム(究極の巨大な嵐)」の中をどのように生きていくことが大切か、様々な事例をもとに解説されました。
今後直面する課題として、①コロナなどの感染症、疫病②世界的な食糧危機③地球の温暖化や自然災害が起こることは予測できます。その中で様々な過多の情報があふれ、政府やメディアで誤った情報を流していることも多いです。ほんとうに裏付けされた情報かが問題です。
これまでも、世界では様々なことが起こっていますが、その背景を考えていく必要があります。
たとえば、種子は命の源であり、大切ですが、ノルウェーにある世界最大の種子バンクを作り、世界の様々な種子を保管しています。一見、世界の種子を残すために安全に保管しているように見えますが、そこに出資しているところはどこか、自分たちの利権のために食糧の源である種子をコントロールし、種子を武器として利用しようとしているとか・・・。
また、今、アメリカで黒人が白人の警官に殺され、暴動が起きていますが、黒人差別による暴動であるとメディアの報道がなされていますが、その背景を調べてみるとメディアによる一方的な見方の情報がなされていることがわかります。この情報化社会に過多の情報があふれ、世の中の本当の流れは、どこに向かおうとしているのか、自分で考えることが大切です。様々な情報、様々なニュースを自分でしっかり噛み砕く。そして出来事の背景を考える思考の訓練が必要です。また、政府やメディアから提示されている情報が、ほんとうに自分たちの生活に必要なのか、自分で考えて自分で結論を出すことが大切です。
自分の人生、自分の家族、周りの人たちの健康を守っていくこと。そして、食べるもの飲むものは命の源です。様々なことを自分で吟味して、自分にとってプラスなることをやっていくことが大事です。あなたが「自分の人生の主人公」なのですから・・・。というお話で締めくくられました。
由井大会長発表
「コロナを超えて! 農業や食の問題に加え、クスリやワクチンなど医療の問題、5Gなどの電磁波、気象操作などの問題、メディアや教育、心の問題などを一緒に考えます」
「人類が到達した最高の食事は日本の伝統食である」
とマクガバンレポートでも評価された素晴らしい日本の食が今危機に面しています。
由井大会長の発表では、まず最初にラウンドアップを浴びた遺伝子組み換え作物中に存在する謎の「物体X・植物プリオン」の危険性を様々な論文を元にして話しました。
「危険な植物プリオンが、遺伝子組み換え飼料に含まれている」
「それを家畜が食べた場合、家畜の体内で蓄積し、流産したり、死亡する」
「さらにそれを食べた家畜の糞尿を通して植物プリオンの汚染が拡大する」
そして有機JASの認証では「抗生物質を添加した飼料や遺伝子組み換え飼料で飼育された家畜の排泄物でも使用可としている」有機作物の安全神話を揺るがされるようなショッキングな内容が紹介されました。
日本は世界でも有数の遺伝子組み換えの承認大国であり、現在は320種を承認しているそうです。
日本の食料自給率はコーン、小麦、大豆などほとんどが輸入に頼っている状態で、ここに表示義務がないので多くが遺伝子組み換えだったり、グリホサートが使われていたり、ゲノム編集のものも入ってくると予想されます。
次に新型コロナウイルスとビタミンDの関係について。
ビタミンDは深く免疫に関係し、抗ウイルス効果などの素晴らしい薬理的効果があります。コロナウイルス患者の重症度に比例するビタミンD含有量データなど興味深い内容が紹介されました。由井大会長の相談会で骨の難病、側弯症がビタミンDを作る副甲状腺のサポートや食養生によって短期間で劇的に改善したケースダイジェストが紹介されると参加の方々からも驚きの声が漏れていました。
その他にもワクチン問題、マイクロチップ、5G問題などについても問題提起をし、最後に新型コロナがなぜ世界中で広がったのか、ビタミンDと太陽と信仰心について、そして様々な問題の裏側にある陰謀、世界の実情を知ったが上で彼らを自分とすることができるかという、非常に深く一人一人が考えさせられる結論で最後を締めくくりました。
トークイベント(1)「 新型コロナで気づいたこと 」
参加者に豊受米からつくられた日本酒が振舞われ「弥栄!」
の発声で乾杯。引き続き、プレイベントで講演いただいた浜田和幸さんに加え、7日(日)のシンポジウムで講演いただく山谷雅和さんと、豊受クリニック院長の髙野弘之さんと由井寅子大会長による「 新型コロナで気づいたこと 」のトークはかなり内容の深いものとなりました。