稲田陽子氏
代替医療として歴史ある療法である「ホメオパシー」を理解しない日本の医学界やマスコミのセンスには酷いものがあると思います。いずれも、民衆には権威となる存在ですから、人々がそれをそのまま鵜呑みにしてしまうという「空気呪縛」にも陥ってしまうこともあるかもしれません。しかし、ネットの発達したいまの世の中、そう簡単にそんな「呪縛」にはひっかからない人々もたくさんいるはずです。
何よりも、WHOが健康の定義で提唱する「スピリチュアリティー」にも日本の医学界はあまりに無頓着であり、また、量子論的な発想を医学には取り入れようとしないのが一番の問題です。そこに、医学界が「ホメオパシー」を排除する仕掛けがあります。すでにホメオパシーの有意性は、量子論的には科学的な実証も出来(中島敏樹氏の水分析)、また臨床例も数多く存在しているにもかかわらず、いつまでも遅れているのが、日本の医学界なのではないでしょうか。現場で働く医療関係者が、いくら個人的に目覚めても、大筋が変わらなければ、実際には何も変わりません。きっと一番迷惑するのは、患者なのかもしれませんね…。真の医療に近づく実践編として、ホメオパシーが正々堂々と人々の「健康の友」、「癒しの友」となる日が来るために、このシンポジウムが果たす役割は、とても大きいものと、確信いたします。これからも、さらなるご発展、ご進展のあることを心よりお祈りいたします。
「荒野のジャーナリスト稲田芳弘―愛と共有の『ガン呪縛を解く』」を書かれた稲田陽子氏からメッセージをいただきました。
この本で紹介される稲田芳弘氏は、ガンへの対処にホメオパシーも併用され、日本のガン治療の闇を告発し続けたジャーナリストで、千島学説などにも造詣の深かった方です。夫の遺志を継いで奥様の稲田陽子様が昨年12月、稲田芳弘氏のジャーナリスト人生について『荒野のジャーナリスト稲田芳弘―愛と共有の「ガン呪縛を解く」』を自身の出版社Eco・クリエイティブ(酒向猛先生や中島敏樹先生の本も出版)から出版されました。日本人のガン治療のマインドコントロールを解き、多くのガン患者と家族に光を与えた稲田芳弘氏の人生を記した素晴しい本です。さらに、その本の中で、奥様の稲田陽子様が「コラム●空気呪縛を解く~マスメディアとホメオパシー」を執筆されています、そこではホメオパシーバッシングの背景、水の研究者、中島敏樹先生の話も引用して、なぜ水が薄めてもホメオパシーのように情報を記憶するかという点についても書かれています。
稲田芳弘氏プロフィール
新潟県長岡市生まれ。大学在学中よりライター活動を開始し、「土と文明」、環境、農業、食、健康などテーマにヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカなどを歩く。その後札幌に移り住み、クリエィティヴ・アイズを設立し、各種企画、編集、制作など手がける。主な著書・共著に「VDI革命」「Y2K最新最終事情」「Y2Kサバイバルシフト」「幸せを呼ぶ暗号」「アンダーコンセンシャス・センセーション」「未来を今に」「オンリーワン」自らのガン告知からの治癒の道を綴った「ガン呪縛を解く」などがある。昨年1月に亡くなられた。