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パネルディスカッション/閉会

パネルディスカッション

シンポジウムを振り返ってそれぞれの登壇された皆さまからメッセージをいただきました。

原村監督
非常にすばらしい一日であった。
農業の現場を見てきて感じてきたことが、このシンポジウムの内容と
ぴったり合うものであったと感じている。
今、大きな価値観の曲がり角にきている、
ゲノム編集の問題に象徴されている。
地球のさまざまな生き物が巧妙に働き合い、私たち人間も生かされている。
その思いで農業を考えていかないといけないと感じている。

中井先生
非常に多くを学ばせていただいた。
何もやっていない人がわかったように、人のことを否定をする、
そうかと思うと今の日本の状況などは、まったく無関心で
世界の普通の状況からも外れている、
というところも私たちは気づけていない。
日本はヨーロッパの何百倍の基準の農薬をつかっている、
遺伝子組み換え作物も一番食べているという情報もある。
今日改めて私が気づかされたことは、私自身の霊性を高めないといけない。
これからも精進をして、すこしでも霊性をたかめて、
種苗法改定反対にもかかわっていきたい。

山田弁護士
今日、豊受自然農・由井先生がこのシンポジウムを企画してくれたこと
本当にありがたい。
今回の種苗法改定がどういうことを意味するか
まさに種苗法改定で日本の農業はどうなっていくか
種子、種苗問題をしっかりと見ていただいて、「タネは誰のもの」各地で
自主上映会をやっていただければありがたい。
学校給食を有機にしよう、ズームにて参加してほしい、
私たちにできるところから取り組んでいきたい。

高野先生
子どもたちが病みかねないような食べ方をしている。
感染を防ぐための簡易給食。明らかに栄養を考えられていない。
肝心なところがおざなりになっている。
種苗法の件も同様で多くのみなさんが関心をもって声をあげていかないといけない。
薬なども諸外国では問題のものが、日本ではOKとなっている。
皆が気づいて声を上げないといけないと感じる。
霊性を上げていくことも重要だと思う。
これからもやっていきたい。

大会長
何が自然で何が大事なことか、
「三位一体」
魂、心、体で生きているから、
魂の栄養、心の栄養、体の栄養
この3つがあってはじめていきられる。
どう生きたらよいか、
あなたらしく、個体が個体らしく、多様性をもって、
それを尊敬し、それを認めてあげ、自分自身を生きればいいい。
心がおだやかでありますように、
心がしあわせでありますように、
心から願います。
日本人頑張れ!

 

閉会

最後に、由井大会長からは、
高望みをせず、不便ななかでも、貧乏ななかでも、幸せだと、
思える心を作っていけたらいいと思います。
皆さまが心から幸せであるように祈っております。

と締めくくられました。

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