3月20日 午前

昨年に続き、第2回「日本の農業と環境シンポジウム」が京都リサーチパーク サイエンスホールをライブ会場として開催されました。今年は3/20、21の2日間の開催となり、札幌、東京、名古屋、福岡、沖縄のサテライト会場にも中継され、全国から参加者が集まりました。
今回のテーマは「日本の種と食は大丈夫か—農業・環境・人・食におけるホメオパシーの可能性を考える—」。先日、政府がTPP交渉参加を表明したこともあり、これからの食の安全については、関心が高まり、私たち日本人にとって大きな課題です。増加している遺伝子組み換え食品や種、農薬の問題など、不自然な食による「食原病」の問題、環境問題に私たちは今後どのように対応していったらよいのか。今回のシンポジウムでは、食・種・農業・環境など、各専門分野の方々をお招きして、日本の食の安全と未来に対しての対応策、そして、様々な問題を乗り越えるためのホメオパシーの可能性を考えます。

昨年のオランダ・ドイツでの学術発表の様子のDVD上映

開会に先立ち、昨年、オランダ 、ドイツの国際会議における由井会長の学術発表の映像が紹介されました。由井会長のZENメソッドにより、治癒した多くの症例が発表され、現地のホメオパスが驚嘆し感動をした模様が放映されました。
また、ホメオパシーの開祖であるハーネマンの生誕地であるドイツのマイセンなどを訪ね、ハーネマンの足跡を辿った模様も紹介されました。

大会長挨拶

開会式は、君が代斉唱から始まりました。会場が清浄な気に満たされる中、由井寅子大会長からの挨拶で始まりました。
2年前の3月11日の東日本大震災により、農業が盛んだった東北が、壊滅的な被害を受け、これからはますます食が非常に重要になるとの考えから、農業法人 日本豊受自然農を設立したこと。農薬や化学肥料で育てられた不自然な作物を食べることにより、体も不自然になり、病気になったりすること。それを防ぐには、日本古来の自然農に戻していくことが大切であること。ホメオパシーは、人間の自然治癒力を刺激して、本来の自分のあるべき姿に戻してくれ、植物も、レメディーによって、気がみなぎり、本来の生きる力を取り戻すこと。今回のシンポジウムでの発表で、食事こそが「薬」であり、TPPにより、外国の農産物がたくさん入ったとしても、日本の作物の品質や安全性を高めていくことがとても必要であることを提言されました。

地球が会場を回る

大会長挨拶終了後、恒例となった、大きな地球が登場!会場を元気よく跳ね回りました。そして、3月20日というお彼岸の日に農業シンポジウムが開かれることを祝して、由井大会長が高らかに太鼓を打ち鳴らし、今大会が開始しました。

豊受農場の様子DVD

始めに、日本豊受自然農の農場の様子が映像で紹介されました。
自然農は、土作りや自家採取の種が重要です。
枯葉などを集めて何年もかけて作った土の作り方や、豊受自然農での自家採種の種にアクティブプラントや野菜のためのマザーチンクチャーを使って育てていく様子。そして、これらで育った作物は、水だけで育った作物より、よく育っていることが映像で比較紹介されました。

工藤暢彦
「農薬、化学肥料使わない土壌づくりと豊受自然農の実践」

日本豊受自然農のトップバッターは、函南農場の工藤暢彦さんより発表されました。函南農場の様子、農場で育てられている作物、作物にレメディーを使うタイミングなど、写真を見ながらわかりやすく説明されました。ホメオパシーは、もともと、あるべき姿、自然の姿に植物を戻していきます。大切なことは、土を農薬や化学肥料で汚さず、自然や植物に対する愛や畏敬の念を持って育て、感謝を持って収穫する…作物に対するきめ細かな作業や、日本古来の自然農法に戻そうとする取り組みが、大切であることを話されました。

米丸輝久
「自家採種・在来種などの自然な種をつなぐ自然農の実践」

続いて、豊受自然農 洞爺農場の米丸輝久さんにより発表されました。洞爺農場で行われているトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、スイカなどの自家採種の様子が写真で紹介されました。種を取るためには、果実を完熟させ、種を取り出した後に洗浄・乾燥する工程が紹介されました。収穫する際の目安、完熟させる際の注意点、種の選別方法は、特に興味深いものでした。自家採種を続けていると、作物がだんだんその土地に馴染んで変化していくそうです。
また、野菜作りは、人間との二人三脚。人間が、どこまで支援するかのバランスが重要であること。そして、在来種・固有種を守るため、これからも地道に自家採取を続けていくことが大切であると、言及されました。

吉岡健生・吉田誠
「ホメオパシー・レメディーの自然農への応用」

豊受自然農 函南農場の吉田誠さんにより、自然農におけるホメオパシー・レメディーの応用について発表されました。ホメオパシーの原理によって開発された、野菜のためのマザーチンクチャー、アクティブプラントがどのようなものかについて説明があり、これらで育てたレタスやタイムと、水だけで育てたものを比較した写真が紹介されました。明らかに、ホメオパシーを使った作物の育ちが良いことが示され、ホメオパシーは、人間の自己治癒力を高めるのと同じく、植物の生命力を高めることができるということがよく理解できました。
続いて、函南農場の吉岡健生さんより、ご自身のホメオパシー的生活について発表されました。吉岡さん自身も、ホメオパシーキットを愛用し、ご家族のセルフケアに役立てています。仕事場の函南農場だけではなく、家庭菜園でも、ホメオパシーを使用ているということです。植物は、動物と違って動き回ることができず、与えられた環境の中で生きていきます。自然に畏敬と感謝を持って、植物と人間が共存することが大切であるとのこと。吉岡さんの植物に対する愛情がよく伝わってくる発表でした。

石井吉彦
「まず種から始めよ」

「まず種から始めよ」の石井吉彦先生からの発表は、 無農薬といっても自然な種からこだわらなければならないことの重要性とその実態を次から次へエピソードを交えて話され、驚きの講演となりました。自らも種の商社で働かれた関係で、 種苗業界の実態、遺伝子組換、放射線照射のF1などの不自然な種の問題、有機農業の実態や落とし穴、硝酸態窒素の怖さ、種の交雑、TPPのISD条項、放射能の問題など本当にこれからの時代を生き抜くためにも大切なことを教えていただきした。 「人間の遺伝子と作物の遺伝子は共鳴する」という石井先生と大学の共同研究のこの結論をしっかりと受けとめていく必要があると感じました。また発表後には、放射能に関して、大会長も含め活発な質疑が展開されました。

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主催:農業生産法人 日本豊受自然農株式会社

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