東 昭史(あずま あきひと)

フラワーエッセンス研究家
カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)講師

東京都出身。
バッチ博士のフラワーエッセンスや、ベイリー・フラワーエッセンス、
ファー・イースト・フラワーエッセンスを主に研究。
著書『ファー・イースト・フラワーエッセンスガイドブック』(ホメオパシー出版)、 『バッチフラワー花と錬金術』(東京堂出版)、『心と体にやさしい薬草入門』(ホメオパシー出版)他。

『日本原産の植物をフラワーエッセンスから考える』

世界的に見ても、日本は植物相の豊かな国である。
日本には約7,000種の維管束植物が自生し、そのうち約2,900種が日本固有種である。

一方、その7,000種のうち約25%の植物に、現在、絶滅のおそれがあるという。そのなかには、キキョウやフジバカマ、シラン、サクラソウ、カキツバタなど、むかしから日本人に親しまれてきた植物も含まれている。

日本から失われつつあるのは、植物だけではない。何よりも、むかしの日本人がもっていた、自然界や植物に対する関心と理解が失われつつある。このこともまた大きな問題ではないだろうか。

植物からの贈り物であるフラワーエッセンスは、自然界や植物とのつながりを育み、私たちの心を癒す。フラワーエッセンスから日本の植物について考え、植物に対する関心と理解を深めることで、自然、環境、農業などに対する私たちの見方も変わるのではないか。